まつたけの文化誌
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まつたけの文化誌
(My Books)
山と溪谷社, 2005.1
- タイトル読み
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マツタケ ノ ブンカシ
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注記
主な参考文献: p331-341
内容説明・目次
内容説明
古い史料を読むと、松茸が日本人にとって特別な茸であったことが分かる。松茸を見つけた喜びを短歌や俳句に詠む。焼松茸を肴にして山中で飲む楽しさを狂言に仕立てる。京の松茸と田舎の松茸とを比べて品定めする。古典には椎茸、平茸、湿地、初茸、猪口など多くの茸が登場するが、松茸ほど日本人の心を動かした茸は、ほかにない。本書は、短歌、俳句、川柳、漢詩、日記、随筆、説話、狂言、小咄、あるいは菌譜、本草書、地誌、料理書、図会などさまざまな分野の史料を通じて、日本人が松茸に親しんできた様子を、詳しく見ようとするものである。併せて、松茸の発生に深い関わりを持つ自然環境(山林植生や気候)に言及している。
目次
- 奈良時代
- 平安時代
- 鎌倉時代
- 室町時代
- 安土桃山時代
- 江戸時代
- 近現代
「BOOKデータベース」 より