「暗室」のなかの吉行淳之介 : 通う男と待つ女が織り成す極上の人生機微と二人の真実
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「暗室」のなかの吉行淳之介 : 通う男と待つ女が織り成す極上の人生機微と二人の真実
日本文芸社, 2004.12
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暗室のなかの吉行淳之介 : 通う男と待つ女が織り成す極上の人生機微と二人の真実
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アンシツ ノ ナカ ノ ヨシユキ ジュンノスケ : カヨウ オトコ ト マツ オンナ ガ オリナス ゴクジョウ ノ ジンセイ キビ ト フタリ ノ シンジツ
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Description and Table of Contents
Description
吉行は癌であることを2年半も隠されていた。医者に本当の病名を告げられると同時に、あと数日の命と宣告された。28年間、吉行にすべてを捧げた大塚英子が告げられた最期の言葉。
Table of Contents
- 第1章 「暗室」生活の始まり(食べない、飲まない、出さない女;ボクが生きているかぎり ほか)
- 第2章 吉行からの贈りもの(神様の手帳に書かれている、その日;四十年もの、三十年もの、そして二十年ものの私 ほか)
- 第3章 時世の変化と死生観(吉行の心を千々に乱した裕次郎の死;堪忍袋の緒が切れた、ある女流作家の言動 ほか)
- 第4章 運命に翻弄される吉行の苦悩(ただひたすら待つだけの悲哀と葛藤;不思議な縁を暗示する必然の出逢い ほか)
- 第5章 二人が交わした最期の言葉(サバイバルゲームに絶対勝つと決めた日;一番かわいそうなのはボク、次にエーコ ほか)
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