理性の使用 : ひとはいかにして市民となるのか
著者
書誌事項
理性の使用 : ひとはいかにして市民となるのか
みすず書房, 2005.1
- タイトル別名
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Usage de la raison : comment peut-on devenir citoyen?
- タイトル読み
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リセイ ノ シヨウ : ヒト ワ イカニ シテ シミン ト ナル ノカ
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
引用・参考文献: 巻末pi-x
内容説明・目次
内容説明
人間の声はもはや社会のなかで聞こえなくなったのか。18世紀後半における社交の衰退と革命期の議論の悪夢に、近代以降の世界に生きるわれわれの困難を読む。
目次
- 序章 啓蒙の困難—主体、社会化、コミュニケイション
- 第1章 バスティーユからビセートルへ—ひとはいかにして市民となるのか(自由の身体、自由の空間;解放(封印令状の廃止;ピネル神話の形成);なにものかになること…、すべてを知ること…)
- 第2章 中間集団の声と沈黙—一七九一年春‐秋(不信と敵意(その萌芽;その成長;その完成);国家主義的個人主義;失われた世界、実現しなかった社会;不信と敵意(その後))
- 第3章 会話と議論—一八世紀後半のフランスにおける社交の衰退(議論の悪夢;会話の楽しみ;類似と差異/連続と断絶)
- 終章 読む機械—近代的主体の行方について
「BOOKデータベース」 より