偏食的生き方のすすめ
著者
書誌事項
偏食的生き方のすすめ
(新潮文庫, な-33-4)
新潮社, 2005.2
- タイトル別名
-
ぼくは偏食人間
- タイトル読み
-
ヘンショクテキ イキカタ ノ ススメ
大学図書館所蔵 件 / 全27件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
「ぼくは偏食人間」(2001年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
卵は黄身と白身が分かれていると食べられず、完全にゴチャゴチャに撹乱しなければならない。それで作ったオムライスは楕円形でなければダメ—。理不尽でありながら明晰な「食わず嫌い」を語りつつ、騒音公害や過照明など日常生活の「イヤなこと」に敏感に反応する。社会と自分の感覚とのズレを最大限に愉しむための、マイノリティの処世哲学。
目次
- ウナギの蒲焼は蛇を連想させる
- 動物の乳は牛だけと決めている
- 私はキムチを食べたことがない
- シャコは巨大なダンゴムシのようで不気味だ
- サラミは手足の切断面のようだ
- 魚は飛んではならないので、トビウオは食べられない
- オムライスは長い楕円形でなければならない
- イタリア料理の食べ物は内臓によく似ている
- 私はニンニクを肉だと思っていた
- ビーフカレーは食べられるが、牛丼は食べられない
- アンコウ、フグなど、「顔」が嫌いな魚は食べられない
- 東京のザッハートルテはとてもまずかった
「BOOKデータベース」 より