親と子の日本史
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親と子の日本史
(扶桑社文庫, 0405-0406)
産経新聞ニュースサービス , 扶桑社 (発売), 2004.6
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オヤ ト コ ノ ニホンシ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784594046743
内容説明
楠木正成と正行の桜井の別れ、肉親への愛をつらぬいた与謝野晶子、息子の復員を待ち続けた「岸壁の母」…。歴史の大きな流れをつむいできた、無数の「親と子の物語」。上巻では、日本の歴史上知られる18組の親子に焦点を当て、新たな視点から名高いエピソードを再検討。綿密な取材で真実の「親と子の日本史」を浮き彫りにする。時代の激しいうねりの中で、血のつながった者どうしが繰り広げた、反発と信頼、苦悩と献身のドラマが今ここに。
目次
- 楠木正成と正行—「尊氏と戦え」忠義こそ孝行
- 和泉式部と小式部—母は恋多き才女だった
- 親鸞と善鸞—親の欲目信仰の危機まねく
- 伊達政宗と秀宗—息子を人質に出す決断
- 藤原為時と紫式部—この娘が男子だったら…
- 観阿弥と世阿弥—父の「花」子の「夢」それは一つ
- 荒木村重と岩佐又兵衛—父は悲運の武将、息子は画家の道へ
- 野口英世と母・シカ—手に大やけど…「勉強で見返してやれ」
- 永井久一郎と荷風—反骨精神の根に父への愛憎
- 「岸壁の母」と息子端野いせ・新二—息子は上海で静かに生きていた〔ほか〕
- 巻冊次
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下 ISBN 9784594046750
内容説明
華岡青洲の母と妻の確執、父母との生活を引き裂かれた一休、知覧で多くの特攻隊員に母と慕われた鳥浜トメ…。歴史の中でひときわ輝く、さまざまな親と子の「愛のかたち」。上巻に引き続き、18組の親子の物語に再検証の光を当て、知られざる真実を明らかにする。
目次
- 湯川秀樹と父・小川琢治—「父に抱かれた記憶がない」
- 鉄砲鍛冶・八板金兵衛と若狭—国産銃完成の陰に悲話
- 五代目、六代目笑福亭松鶴—放蕩息子を許した五代目
- 華岡青洲と母・於継—「私を実験台に」息子に迫る母
- 一休と後小松天皇—父母との生活引き裂かれ
- マキノ省三と雅広—父はメガホン、息子は役者
- 北条政子と大姫—母は一途な坂東の女
- 武田信虎と信玄—父を追放、甲斐の領主に
- 長谷川等伯と久蔵—父子そろって天下の狩野派に挑む
- 特攻の母・鳥浜トメ—「にっこり笑ってゆかれました」〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より