海将伝
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海将伝
(角川文庫)
角川書店, 2000.8
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カイショウデン
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Description
「バルチック艦隊は必ず対馬水道に来る」—ロシアの大艦隊を迎えるにあたり、苦悩する東郷司令長官を名参謀として支えた軍略の天才、島村速雄。近代国家として船出し、国際関係の緊張が高まる明治日本にあって、島村は日清・日露の海戦に不滅の足跡を残す。だが、栄光の日本海軍を育て上げたにもかかわらず、生涯、自らの功を語ることはなかった。数々の戦いのさなかにあっても、常に人道を重んじ、明治のこころを貫いた海の名将の清廉な生涯を雄渾に描く歴史長編。
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