ネアンデルタール人の正体 : 彼らの「悩み」に迫る
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書誌事項
ネアンデルタール人の正体 : 彼らの「悩み」に迫る
(朝日選書, 769)
朝日新聞社, 2005.2
- タイトル別名
-
ネアンデルタール人の正体 : 彼らの悩みに迫る
- タイトル読み
-
ネアンデルタールジン ノ ショウタイ : カレラ ノ ナヤミ ニ セマル
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注記
口絵説明(赤澤威), あとがき(赤澤威)
読者のための参考文献: 巻末pv
各章の引用・参考文献: 巻末pvi-xiii
第18回「大学と科学」公開シンポジウム「アイデンティティに悩むネアンデルタール」(2004年1月24・25日、於東京国際交流館・プラザ平成)の講演に加筆修正したもの
総論は書き下ろし
第4刷 (2011.8) の発行: 朝日新聞出版
収録内容
- 総論 : ネアンデルタールの悩み / 赤澤威 [執筆]
- 心が知りたい / 赤澤威 [述]
- 地球上から消えた人々 / 片山一道 [述]
- 人類はいつ、なぜ争うようになったか / 赤澤威 [述]
- 2つの人類が出会ったとき / 米田穣 [述]
- 遺伝子から探る / 斎藤成也 [述]
- 化石は語る / 石田肇 [述]
- 仮想復元で広がるイメージ / 近藤修, 鈴木宏正 [述]
- 成長のしかたを考える / 河内まき子 [述]
- 脳の違いが意味すること / 澤口俊之 [述]
- 言葉を話したか / 内田伸子 [述]
- 1日を想像する / 西秋良宏 [述]
内容説明・目次
内容説明
かつて地上には、常に2、3種類の「ヒト」がいた。新しい人類が現れては消えていき、その数は17種にものぼる。その唯一の生き残りであるわれわれホモ・サピエンスを除いて、ヒトはすべて地上から姿を消した。ネアンデルタールとは、600万年の人類史の中で、ごくごく現代に近い時代に出現し、そして消滅していったヒトであり、われわれの「最後の隣人」であった。4万年前まで、ネアンデルタールとわれわれの祖先は、同じ時代に生きていた。彼らは出会い、そして混血したのだろうか。それとも、ネアンデルタールは子孫を残さず絶滅したのだろうか。化石発見ラッシュの中、化石、脳、言語、遺伝子等の専門家が、さまざまな視点で最新ネアンデルタール像に迫る。
目次
- ネアンデルタールの悩み
- 心が知りたい
- 地球上から消えた人々
- 人類はいつ、なぜ争うようになったか
- 2つの人類が出会ったとき
- 遺伝子から探る
- 化石は語る
- 仮想復元で広がるイメージ
- 成長のしかたを考える
- 脳の違いが意味すること
- 言葉を話したか
- 1日を想像する
「BOOKデータベース」 より