現代日本語における「は」と「が」の意味と機能

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現代日本語における「は」と「が」の意味と機能

浅山友貴著

第一書房, 2004.2

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ゲンダイ ニホンゴ ニ オケル ワ ト ガ ノ イミ ト キノウ

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Note

参考文献:p384-397

Description and Table of Contents

Description

本書の目的は、現代日本語において「主格」として機能する「は」と「が」の意味・機能を文法の側面から分析、記述することである。主格助詞と規定される「が」は文法的に「は」と置き替えられるため、両者の違いについて様々な論議を呼んでいる。従来はこの問題について、「は=主題」「が=主格、或いは連用修飾語」と規定され、両者が交わらない部分で差異が強調されていた。しかし、「は」の多くは「主格」として使用されるものであり、「は」「が」は従来考えられていた以上に同じ領域でも機能している。本書では、「主格」として「が」と文法的に置き換えが可能な「は」について文の領域で問題にし、その違いを統語的な機能、文における「主語」としての内容、この両面で明らかにすることを目的としている。

Table of Contents

  • 第1章 研究史
  • 第2章 「主題」「主語」「主格」と「は」「が」
  • 第3章 「は」と「が」の対立に関する仮説
  • 第4章 名詞文
  • 第5章 形容詞文
  • 第6章 自動詞文
  • 第7章 他動詞文
  • 終章 総括と今後の課題

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Details

  • NCID
    BA70844135
  • ISBN
    • 4804207538
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    406p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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