その遺伝子
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その遺伝子
(講談社+α文庫, . 角栄以後||カクエイ イゴ ; 上)
講談社, 2005.1
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ソノ イデンシ
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内容説明・目次
内容説明
田中角栄という天才的な風雲児が政権を去ったのが1974年11月、その後、ロッキード事件で手負いの身となりながらも勢威衰えず、世を去った。振り返ってみると、いまに至るも日本の政界に「死せる角栄」の体臭が色濃く染みついていることに気づく。細川護煕、羽田孜、橋本竜太郎、小渕恵三の4人は角栄直系の門下生であり、小泉首相の政治姿勢には「反角栄」を強く意識したところがある。つまり、角栄DNAを抜きにして、いまの政治と政治家は解剖できないのだ。
目次
- 田中角栄の功罪
- 数は力なり
- 政界再編ののろし
- ポスト海部の永田町
- 湾岸危機の波紋
- 動乱のきざし
- 金丸の夢のあと
- 細川連立政権の誕生
「BOOKデータベース」 より