日本人の戦争観 : 戦後史のなかの変容

書誌事項

日本人の戦争観 : 戦後史のなかの変容

吉田裕著

(岩波現代文庫, 社会 ; 107)

岩波書店, 2005.2

タイトル読み

ニホンジン ノ センソウカン : センゴシ ノ ナカ ノ ヘンヨウ

注記

岩波書店 1995年刊の再刊

内容説明・目次

内容説明

日本人の戦争観はどのように作られ、変化してきたのか。一億総懺悔論や大東亜戦争肯定論など、政治家・知識人の発言から、戦記物や投書に表れた市井の人の声まで、膨大な素材を検証。対外的には最小限の戦争責任を認めつつ、国内では不問にしてきた様をえぐる。教科書をめぐる史観論争など、近年の動きを補う。

目次

  • 第1章 歴史意識と政治—九〇年代における政策転換
  • 第2章 「太平洋戦争史観」の成立—占領期
  • 第3章 認識の発展を阻むもの—占領から講和へ
  • 第4章 ダブル・スタンダードの成立—一九五〇年代
  • 第5章 戦争体験の「風化」—高度成長期
  • 第6章 経済大国化のなかの変容—一九七〇年代
  • 第7章 ダブル・スタンダードの動揺—一九八〇年代
  • 第8章 歴史からの逃避—現在そして将来

「BOOKデータベース」 より

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