嗤う日本の「ナショナリズム」

書誌事項

嗤う日本の「ナショナリズム」

北田暁大著

(NHKブックス, 1024)

日本放送出版協会, 2005.2

タイトル別名

嗤う日本のナショナリズム

タイトル読み

ワラウ ニホン ノ ナショナリズム

注記

注釈: p251-264

第8刷(2012.12)の出版者: NHK出版

内容説明・目次

内容説明

若者たちはなぜ右傾化するのか。皮肉屋の彼らはなぜ純愛にハマるのか。70年代初頭にまで遡り、アイロニカルな感性の変容の過程を追いながら、奇妙な「ナショナリズム」の正体をさぐる。あさま山荘事件から、窪塚洋介、2ちゃんねるまで。多様な現象・言説の分析を通し、「皮肉な共同体」とベタな愛国心が結託する機制を鋭く読み解く。気鋭の論客、渾身の書き下ろし。

目次

  • 序章 『電車男』と憂国の徒—「2ちゃんねる化する社会」「クボヅカ化する日常」
  • 第1章 ゾンビたちの連合赤軍—総括と「六〇年代的なるもの」
  • 第2章 コピーライターの思想とメタ広告—消費社会的アイロニズム
  • 第3章 パロディの終焉と純粋テレビ—消費社会的シニシズム
  • 第4章 ポスト八〇年代のゾンビたち—ロマン主義的シニシズム
  • 終章 スノッブの帝国—総括と補遺

「BOOKデータベース」 より

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