非戦と仏教 : 「批判原理としての浄土」からの問い
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非戦と仏教 : 「批判原理としての浄土」からの問い
白澤社 , 現代書館 (発売), 2005.1
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You shall not slay, you shall not cause to slay
非戦と仏教 : 批判原理としての浄土からの問い
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ヒセン ト ブッキョウ : ヒハン ゲンリ トシテノ ジョウド カラノ トイ
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情報源にサンスクリット表記あり
Description and Table of Contents
Description
「殺してはならぬ、殺さしめてはならぬ」を教義の一つとする仏教は、非戦・非暴力の宗教のように見えながら、実際には過去に戦争を賛美し殺し合いを強いてきた。戦争・紛争の止まない現代にあって、仏教は暴力を防ぐことはできないのか。非戦・非暴力の視点から、改めて釈迦、親鸞の思想を捉え直すと同時に、今村仁司『清沢満之の思想』を題材に、清沢の思想と今村の暴力論を批判的に検証する。
Table of Contents
- 第1章 近代ヒューマニズムと暴力(近代日本の仏教思想史とヒューマニズム;近代ヒューマニズム思想の特徴 ほか)
- 第2章 仏教は「苦しみ」からの解放をもたらすか—「解放仏教」試論(解放の宗教とは;釈迦の生涯とその時代 ほか)
- 第3章 近代の日本と仏教思想—真宗大谷派の「近代教学」再検討(国民国家と戦争;日本の二〇世紀 ほか)
- 第4章 仏教は暴力を防げるのか—今村仁司『清沢満之の思想』を読む(哲学の優越という傲慢;さまざまな知の二元化 ほか)
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