フランシス・ベイコン
著者
書誌事項
フランシス・ベイコン
新潮社, 2005.2
- タイトル別名
-
Francis Bacon : anatomy of an enigma
フランシスベイコン
- タイトル読み
-
フランシス ベイコン
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内容説明・目次
内容説明
ピカソと並ぶ、20世紀美術界最大の巨匠の一人といわれる画家フランシス・ベイコン(1909〜1992)は、欧米での熱狂的人気に比して、日本では驚くほど知られていない。20世紀前半、抽象絵画が美術界を席巻する中、ベイコンは具象的で、しかも一目でベイコンとわかる独特のタッチでデビューし、以後スキャンダラスなモチーフ(暴力、同性愛、法皇など)を描き続けた。だが、しかし、それは何故だったのか…?あらゆる資料を駆使し、ベイコンの友人でもあった美術評論家の著者が、愛情に溢れると同時に容赦ない筆で暴き出す、華麗にして破滅的、粗野にして高貴な画家の、決定版的評伝。
目次
- 第1部 一九〇九‐四四(生まれと教育(一九〇九‐二六年);海外経験ベルリンとパリ(一九二六‐二八年);短い修行時代(一九二八‐三三年) ほか)
- 第2部 一九四四‐六三(父親像と磔刑図(一九四四‐四六年);新たな地平(一九四六‐五〇年);復讐の女神に追われて(一九五〇‐五四年) ほか)
- 第3部 一九六三‐九二(「俺みたいな輝かしいバカ」(一九六三‐六九年);パリでの栄光(一九六九‐七二年);死者のための哀歌(一九七二‐七五年) ほか)
「BOOKデータベース」 より