安曇野の白い庭
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安曇野の白い庭
(新潮文庫, ま-19-6)
新潮社, 2005.3
- タイトル読み
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アズミノ ノ シロイ ニワ
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内容説明・目次
内容説明
凄い小説を創り、凄い庭を造ることに後半生を賭ける—安曇野に住む孤高の作家が、自宅の改築を機に、究極の趣味に挑んだ。新しい家の邪魔になるシラカバや桐の木を切り倒し、バラ、シャクヤク、ボタンなど白色の花を基調に、内外の珍しい品種も植えて、気品のある庭をめざした。数年の試行錯誤を繰り返した後、執念の闘いは最初の区切りを迎える。ロマンと感動に充ちた記録エッセイ。
目次
- 祖父の土地へ
- 防風のための樹を植える
- 土の匂いと、緑の風を肌で感じて…
- 野鳥を集めるためイタヤカエデの林をつくる
- 英国のホワイトガーデンを知り、思わずこれだと叫んだ
- 宵口に庭に佇むと官能的で忘我の境に浸る
- 電動刈り込み鋏の威力に感嘆の声をあげる
- 毛虫退治に窮してヒマラヤ杉などを次々と切り倒した
- 水撤きは単調で退屈だが、植物をじっくり観察できる
- ブナの木の下に佇むと得もいわれぬ安らぎを覚える〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より