近代世界システムと植民都市

書誌事項

近代世界システムと植民都市

布野修司編著

京都大学学術出版会, 2005.2

タイトル別名

The modern world‐system and colonial cities

タイトル読み

キンダイ セカイ システム ト ショクミン トシ

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注記

近代植民都市関連年表: p[583]-597

主要参考文献: p598-625

内容説明・目次

内容説明

17‐18世紀、広大な世界を支配したオランダが建設した数多くの植民都市とそのネットワークは、領域的な拡がりとしてもシステムとしても、後の近代世界の礎をつくった。オランダ植民都市の空間編成を復元しそのシステムを再検討しながら、世界の都市・交易拠点のつながりと、それぞれの都市が現代へ至る、変容・転成の過程を生き生きと想起することで、近代世界システムの形成史を視覚的に描き出す。

目次

  • 序章 植民都市論—全ての都市は植民都市である(植えつけられた都市;植民都市の機能と形態 ほか)
  • 第1章 近代植民都市の系譜—西欧列強と海外植民地(近代最初にして「最後」の植民地帝国:ポルトガル;「新世界」の「征服者」:スペイン ほか)
  • 第2章 近代世界システムの形成—オランダ共和国と海外進出(オランダ共和国;オランダ東インド会社とオランダ西インド会社 ほか)
  • 第3章 植民都市の形態—オランダ植民都市計画(オランダ植民都市;オランダの都市計画と建築 ほか)
  • 第4章 植民都市の変容・転成・保全(オランダ植民都市の残滓;オランダ都市の貌 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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