豚を盗む
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豚を盗む
岩波書店, 2005.2
- タイトル読み
-
ブタ オ ヌスム
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内容説明・目次
内容説明
去年まで住んでいた部屋の窓からは海が見えた。こんどの部屋からは一本の古い大木が見える。独身小説家の日々の暮らしは、あいもかわらず淡々と過ぎてゆく。「生きることの大半は繰り返し」とうそぶきながらも、なにげない出来事に注ぐまなざしは優しく、あたたかい。『ありのすさび』『象を洗う』に続く、好評のエッセイ集。
目次
- 1 小説のヒント(スカボローフェア;十年後のスパゲティ;十三年前の冬;リンゴのおいしい食べ方;バナナのおいしい食べ方;カトラリー)
- 十七歳
- 2 つまらないものですが。(ファーストキス;少数派;ほんとの話 ほか)
- 叔父さんの恋
- 3 豚を盗む(浴衣と爆竹の長崎;お国自慢;王様の生活 ほか)
「BOOKデータベース」 より