ミラベルの数の書
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ミラベルの数の書
書肆山田, 2005.1
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Mirabell's books of number
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ミラベル ノ スウ ノ ショ
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Description and Table of Contents
Description
ふたたび、さまざまな制約をくぐりぬけて出現する魂の交わり。そこで語られるのは、人間の歴史・宇宙の歴史—人間よ、人間は自分の宿命の支配者なのだ/忘れるな偶然は存在しない。…そうであったのか。生への深く過酷な衝動こそが、宇宙の、地球の、人間の歴史なのだ。悩みまどう魂たちの天界から発するメッセージが、詩人のペン・詩の希求を介して私たちの胸にとどく。全米図書賞受賞作。
Table of Contents
- 0 家のデコレーション。ジャクソン家のひとびとが新しい友人に会う。アテネの黒い犬。科学の詩。エイヴベリー訪問。
- 1 “転落”再話。原子瞥見。抵抗。アクナトンの実験。オーデンがセミナーに加わる。
- 2 ファウストと五人。ダンテの聞いた歌。一九六五年のパーティ。密度と定義。“実験研究室”を見る。
- 3 ブラックホール。マリアと植物世界。741の変身。アテナイ文明。プラトンを守護霊とする。五つの基本的な“声”。
- 4 アトランティスとその後。楡の木を描く。孔雀裁判。カベル・ストーン。“書記”が宗教に代わる。チェスターの新生。
- 5 実験研究室の損害。聖書支持。“書記”の調査。われわれは一つの原子か?“偶然なし”の条項。緑野の未来。
- 6 ボストンの日々。イーフレイムの回想。ジンジャー・ポットの夢。マリアの宿命。赤い“客”。文学的交歓。
- 7 数字の作動。テーベの生と死。自然が非難される。ルーカのいたずら、孔雀に命名。十回の最終レッスンが始まる。
- 8 猿の子孫が話すことを学ぶ。ハリケーン。S/O/Lからの使者。ロバート・モースが立ち寄る。シルヴァ・フィールドに賛辞。
- 9 ミラベルのピクニック。ウィスタンが詩について語る。回顧と協定。またも黒犬。天使を待つ。
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