ファントム
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書誌事項
ファントム
(扶桑社ミステリー)
扶桑社, 1994.9
- 上
- 下
- タイトル別名
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Phantom
- タイトル読み
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ファントム
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784594015381
内容説明
19世紀、フランス。夫を亡くしたマドレーヌが失意の中で産んだ長男エリックは、この世のものとは思えない恐ろしい容貌をしていた。以来マドレーヌは我が子をどうしても愛することができず、仮面をかぶせて屋根裏に閉じ込める。やがてエリックのずば抜けた頭脳は顕著になり、幼くして建築学を極めるとともに音楽の方面でも類いまれな才能を発揮。だが八歳になったとき、自分がいると母にも危険がつきまとうと知ったエリックは、自ら家を飛び出した…。あまりにも有名な〈怪人〉の生涯を、生い立ちから書き起こす感動作。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784594015398
内容説明
世界的な手品師として暮らした後、三十代半ばになったエリックは憧れのパリに乗り込み、オペラ座の新築工事を任されることになった。工事は十数年に及んだが、地上の生活に疲れた彼はオペラ座の地下深くに秘密のすみかを作り上げ、ようやく安住の地を得る。五十歳を前に体力も衰えると、〈オペラ座の怪人〉になることを思いつき、科学知識を駆使したトリックで人々を震え上がらせた。が、そんなエリックを、新人歌手クリスティーヌとの運命の出会いが待ち受けていた。オペラの歌詞に託して壮大なスケールで語る愛の物語。
「BOOKデータベース」 より