作家の肖像 : 宇野浩二・川端康成・阿部知二
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作家の肖像 : 宇野浩二・川端康成・阿部知二
林道舎, 2005.1
- タイトル別名
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作家の肖像 : 宇野浩二川端康成阿部知二
- タイトル読み
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サッカ ノ ショウゾウ : ウノ コウジ カワバタ ヤスナリ アベ トモジ
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内容説明・目次
内容説明
その時期ごとに著者の熱中した作家たち—。宇野浩二の文学的生涯をとらえた「宇野浩二—その出発から終焉まで」、川端晩年の痛ましいばかりに孤独な内面を追求した「片腕」論、「雪」論、阿部知二の処女作前夜ともいうべき八高時代の「歌稿」一六八首を解明した論、姫路という視点から鳥瞰された「阿部知二—城のある街」など、稀有な作家三人の肖像を描く。
目次
- 宇野浩二における“夢”—「蔵の中」を中心に
- 事実と創作の間—「枯木のある風景」論
- 宇野浩二—その出発から終焉まで
- 愛の呪縛—「抒情歌」の意味するもの
- 住吉物語から「住吉」へ
- 京都と川端康成—「美しさと哀しみと」論
- 昭和三十年代の川端康成—「眠れる美女」を基軸として
- 閉ざされた空間—「片腕」論
- 川端康成と神秘主義—内なる“非在の空間”をめぐって
- 幻想の果て—「雪」論
- 阿部知二・最初期の文学活動—八高時代の「歌稿」一六八首を中心に
- 阿部知二における“抒情”と“官能”—「化生」を中心に
- 阿部知二とエドガー・アラン・ポオ—「冬の宿」「かげ」を中心に
- 焼け跡のルネッサンス—知二と戦後の姫路
- 阿部知二—城のある街
「BOOKデータベース」 より