脳はどこまでわかったか
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書誌事項
脳はどこまでわかったか
(朝日選書, 771)
朝日新聞社, 2005.3
- タイトル読み
-
ノウ ワ ドコマデ ワカッタカ
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注記
参考文献: p307-310
内容説明・目次
内容説明
脳のない生物はいるけれど、脳や心だけがあって身体のない生物はいまだかつて存在したことがない。脳は進化の過程で生物が身につけた、より生きやすくなるためのシステムなのだろう。脳の中では、たんぱく質がダイナミックに反応を起こしている。複雑な心の働きも、運動のコントロールも、ミクロに見ていくと、脳の中の化学反応にいきつくはずだ。この精巧きわまりない脳という不思議は、科学の言葉でどこまで説明できるようになったのだろう。いまはまだわからないのは、どんなことなのだろう。そしてこれから、何が見えてくるのだろう。
目次
- 脳はどこまでわかったか—イントロダクション
- 早期教育はほんとうに意味があるのだろうか
- 心とは何なのだろうか—ロボットと人間
- 頭がよいってどういうことだろう
- 外側から脳を調べる
- 脳の「操縦士」はどこにいる
- 経験を積み重ねてつくられる神経回路
- なぜ、ものを覚えていられるのか—記憶のしくみ
- 「ボケ」はどうして起こるのか
- パーキンソン病のしくみ
- 不思議なプリオン病
- 「ノックアウトマウス」でわかったこと
- 発生から見た神経回路のでき方
- 「ボケ」も治る?—大人の脳にもあった「神経幹細胞」
「BOOKデータベース」 より