冤罪の構図
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冤罪の構図
(新風舎文庫)
新風舎, 2004.8
- タイトル読み
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エンザイ ノ コウズ
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注記
付: 解説
内容説明・目次
内容説明
警察、検察、裁判官が自らの能力を過信し、傲慢になったとき、冤罪事件は簡単に起こる。曖昧な目撃証言のみによる逮捕、それに続く自白の強要。例え目撃者が証言を撤回したくても警察はそれを認めないという、信じられないような実例を、次々と紹介し検証する。「自白をすれば証拠をみせる」「(警察の)暴行の事実はなかったと信じている」。警察や裁判官の言葉から、捜査機関とは名ばかりの怠慢な姿勢と、麻痺した人権感覚が浮き彫りにされる。ジャーナリスト江川紹子の原点ともいえるルポ・ドキュメンタリー。
目次
- 警察が捏造した「目撃証言」
- 遅すぎた雪冤
- 裁判所が創作した「新事実」
- 「法医学鑑定」の欠陥部分
- なぜ虐待される女性被疑者
- なお残る警察の暴力的体質
- 接見禁止が招いた虚偽の自白
- 警官の証言は信用できるか
- 少年にも再審=名誉回復の機会を
「BOOKデータベース」 より