中東・中央アジア諸国における権力構造 : したたかな国家・翻弄される社会
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書誌事項
中東・中央アジア諸国における権力構造 : したたかな国家・翻弄される社会
(アジア経済研究所叢書, 1)
岩波書店, 2005.3
- タイトル別名
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中東中央アジア諸国における権力構造 : したたかな国家翻弄される社会
- タイトル読み
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チュウトウ チュウオウ アジア ショコク ニオケル ケンリョク コウゾウ : シタタカナ コッカ・ホンロウ サレル シャカイ
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注記
参考文献: 各章末
収録内容
- 権威主義・独裁維持のための「多元主義」 : バッシャール・アサド政権下のシリア / 青山弘之著
- エジプトにおける議会家族の系譜 / 鈴木恵美著
- カザフスタンにおける地方政治エリート(1992〜2001年) / 岡奈津子著
- 体制内改革の「失敗」とイラン・イスラーム共和国体制基盤 / 松永泰行著
- トルコにおける社会的亀裂と政党制の定着 / 間寧著
- オスロ合意,ロード・マップ,ジュネーブ提案 : イスラエル・パレスチナ和平プロセスの10年 / 池田明史著
- イラクにおけるシーア派イスラーム運動の展開 / 酒井啓子著
内容説明・目次
内容説明
中東・中央アジア地域の国々では過去20年にわたり「民主化」要求や「独裁」体制の改編などの政治・社会改革をめざす国内からの挑戦に直面してきた。また特に9.11事件以後はアメリカからの「民主化」圧力や体制変換要求に曝されている。にもかかわらず、アフガニスタンやイラクを除く多くの国々では、いまなお権威主義体制が存続している。その理由は何か、綿密な実証研究から明らかにする。
目次
- 中東・中央アジアにおける「したたかな国家」
- 第1部 動員—権力基盤確立のために(権威主義・独裁維持のための「多元主義」—バッシャール・アサド政権下のシリア;エジプトにおける議会家族の系譜;カザフスタンにおける地方政治エリート(1992〜2001年))
- 第2部 政治参加—開かない門、壊れた扉(体制内改革の「失敗」とイラン・イスラーム共和国体制基盤;トルコにおける社会的亀裂と政党制の定着;オスロ合意、ロード・マップ、ジュネーブ提案—イスラエル・パレスチナ和平プロセスの10年;イラクにおけるシーア派イスラーム運動の展開)
「BOOKデータベース」 より