ゲーテの秘密結社 : 啓蒙と秘教の世紀を読む

書誌事項

ゲーテの秘密結社 : 啓蒙と秘教の世紀を読む

北原博著

大阪公立大学共同出版会, 2005.1

タイトル別名

Goethe und die Geheimgesellschaften : ein Versuch zur Darstellung der Esoterik zur Zeit der Aufklärung

タイトル読み

ゲーテ ノ ヒミツ ケッシャ : ケイモウ ト ヒキョウ ノ セイキ オ ヨム

注記

その他の書名は標題紙裏による

テキストおよび参考文献: p174-181

ゲーテと秘密結社関連年表: p182-185

内容説明・目次

内容説明

ゲーテが秘密結社的作品を集中的に書いたのは、ゲーテが秘密結社員として活動していた時期ではなかった!秘儀伝授(イニシエーション)に着目し、ゲーテの文学作品を解読。さらにゲーテ時代のヨーロッパ精神史をも究明する。

目次

  • 序 「ゲーテと秘密結社」研究の現状と課題
  • 第1章 時代背景(啓蒙の担い手としてのフリーメイソン—レッシング『エルンストとファルク』;いかがわしき秘密結社—シラー『招霊妖術師』 ほか)
  • 第2章 作品に描かれたイニシエーション(自己形成とイニシエーション—『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』(1);アベは何者か—『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』(2) ほか)
  • 第3章 儀礼から生の実相へ(秘密結社の後退—『魔笛第2部』;活動と不死性—ゲーテのロッジ詩)

「BOOKデータベース」 より

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