スー : 史上最大のティラノサウルス発掘 Sue
著者
書誌事項
スー : 史上最大のティラノサウルス発掘 = Sue
朝日新聞社, 2005.3
- タイトル別名
-
Rex appeal : the amazing story of Sue, the dinosaur that changed science, the law, and my life
- タイトル読み
-
スー : シジョウ サイダイ ノ ティラノサウルス ハックツ
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注記
監訳: 冨田幸光
参考文献: 巻末p11-16
重要事件年表: 巻末p34-36
内容説明・目次
内容説明
1990年8月12日、サウスダコタ州の荒野で、一体のティラノサウルスの化石が発見された。発見者スーザン・ヘンドリクソンの名を取って「スー」と名づけられたこの化石は、T・レックスとしては過去最大、しかも90%の骨が発掘されるという、発掘史上、稀にみる化石だった。だがまもなく、地主と発掘者のあいだで所有権をめぐる裁判に発展。FBIと軍隊が強引ともとれる方法で骨格を押収すると、法廷闘争は熾烈なものになっていく。合衆国中が騒然とするなか、連邦政府、地元先住民族、古生物界まで巻き込んでおこなわれた闘いは、地主側が勝訴。発掘者であり著者のピーターに意外な評決がおりる…。大草原での発掘、裁判闘争、恐竜学の最前線をゆく研究、家族の愛…、古生物界の“インディ・ジョーンズ”といわれるピーター・ラーソンが語る、夢と闘争の「Sueスー全物語」。現場写真を多数掲載、T・レックス骨格図、T・レックス全標本リストなど充実の付録満載。
目次
- 第1章 スーという名の恐竜
- 第2章 過去の発見者と三つぞろいスーツ
- 第3章 やっと自由に
- 第4章 唯一無二のレックスとその性別
- 第5章 一連の証拠
- 第6章 落ち着きのない子供
- 第7章 途方もない隔たり
- 第8章 T・レックス裁判
- 第9章 評決
- 第10章 息つくひま
- 第11章 家族の価値
- 第12章 死後の世界
「BOOKデータベース」 より