神話から見た古代東地中海沿岸の文化交流

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神話から見た古代東地中海沿岸の文化交流

高橋秀樹著

高志書院, 2005.2

タイトル読み

シンワ カラ ミタ コダイ ヒガシチチュウカイ エンガン ノ ブンカ コウリュウ

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内容説明・目次

内容説明

文化交流には、それによって生じた何らかのものの共有が基盤となって、双方の、あるいは各個それぞれの独自性が逆に顕在化し、それぞれ固有の色が発現する場合もある。交流はしばしば目の前にある可能性を豊かにする。可能性の多様さが自覚されるとき、そこから始まる営みは意思的で意図的な選択となり、創造となって、思わぬところで個性が尖鋭化していくことがある。本書が目を向けようとするのは、そのような局面である。

目次

  • 第1章 侵食されるギリシア(古代のギリシアのイデオロギー的位置;「古代ギリシア」像のゆらぎ;課題と方法)
  • 第2章 創世神話の双軸性(ヘシオドス作『神統記』における神々の系譜;二つの系譜の構造的差異 ほか)
  • 第3章 賢者観念(古代ギリシアにおける叙事詩の作者;『神統記』における詩人像とその周辺 ほか)
  • 第4章 「天界での不平」(「天界での不平」の話型;複数の類似話型への連動;部分的相違によるメッセージの逆転;同一話型の変容によるメッセージの逆転)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA71509577
  • ISBN
    • 4906641946
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vi, 181p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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