旧約聖書の思想 : 24の断章
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旧約聖書の思想 : 24の断章
(講談社学術文庫, [1705])
講談社, 2005.4
- タイトル読み
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キュウヤク セイショ ノ シソウ : 24 ノ ダンショウ
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注記
1998年に岩波書店から刊行された同名の書を文庫化したもの
内容説明・目次
内容説明
昏迷きわまる現代に、旧約聖書は三千年の時を超えて何を語りかけるか。ニヒリズム、愛、終末等の主題のもとに旧約から24の断章を選び、ニーチェ、キルケゴールら数多の解釈、思想史を渉猟しつつ、新たな読みを提示。時に芸術の内に旧約を見、時に旧約からエイズや援助交際等、現代が抱える諸問題をも考究する。碩学が現代に甦らせる旧約の思想世界。
目次
- 隠れた神—イザヤ書四五章15節
- ニヒリズム—コーヘレス書一章2節
- 偶像禁止の根拠—出エジプト記二〇章4節、申命記五章8節
- 創造—創世記一章26‐27節
- 愛児の献供(哲学者の解釈—創世記二二章1‐2節;地平の融合—創世記二二章14節)
- 沈黙—イザヤ書六二章6‐7節
- 知恵—創世記三章4‐5節
- 他宗教との関係—出エジプト記二〇章2‐3節、申命記五章6‐7節
- 「宗教」批判—サムエル記下一二章24‐25節
- 罪と赦し—詩篇五一篇5‐6節〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より