歌舞伎町案内人365日
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歌舞伎町案内人365日
朝日新聞社, 2004.12
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カブキチョウ アンナイニン 365ニチ
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Description and Table of Contents
Description
頻発するビル火災、警察による摘発、ヤクザの抗争、相次ぐ部下の離脱と愛する女との別れ。そして「歌舞伎町案内人」は上海、香港へと飛んだ—。喧騒渦巻く不夜城で生き抜いてきた李小牧が、愛する歌舞伎町の1年間を克明に綴る!大人気HP日記、待望の単行本化。
Table of Contents
- 二〇〇三年十二月—年の瀬が近づく夜の歌舞伎町に、私は仲間たちとともに今日も立つ。だが、長年の盟友・トニーがグループを離脱すると言い出し、さらに…。二〇〇四年一月—新しい年は愛する女との別れから始まった。私の悲しみとは無関係に、街では相変わらず火災や摘発が続く。
- 二月—莉莉が去って、慣れない1人暮らしが続いていた。しかし、どうしても彼女を諦めきれない私は中国に飛んだ。
- 三月—相変わらず心の傷は癒えず、1年ぶりに胃に激痛が走った。だが、『歌舞伎町案内人』の文庫本が出るなど仕事には復調の兆しが…。
- 四月—春になって、歌舞伎町も冬眠から覚めたのだろうか。ヤクザのパレード、警察の摘発、火災、発砲事件が相次いだ。
- 五月—頻繁に日中間を往復し、弟分の彼女の自殺未遂事件解決にも奔走。忙しい日々を過ごしていた私だが、いきなりヤクザの事務所に拉致された。
- 六月—可愛がっていた「弟」と「妹」が相次いで日本を去ることになった。寂しい生活を終わらせるため、ホームページ上で恋人を募集することにした。
- 七月—私の本を原作にした「最低の映画」が出来上がり、東京で試写会が開かれた。私はこの映画にかかわったスタッフたちを、一生許さないだろう…。
- 八月—アジアカップ、オリンピックとビッグイベントが続いた猛暑の8月。あの「歌舞伎町ビル火災事件」から、早くも3年の月日が流れた…。
- 九月—一緒に街に立つ部下たちは、私にとって「仲間」であり、「同志」でもある。その部下の1人が、エステの摘発で警察に持っていかれてしまった!
- 十月—「歌舞伎町大学」で長年「風俗研究」をしてきた私が、ある大学に招かれた。「李教授」を招待してくれたのは天下の名門、あの香港大学である!
- 十一月—11月5日、ついに待ちに待った朗報が私の元に届いた!懐かしい人が私に会いに日本に来ることになったのだ!
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