記憶の不確定性 : 社会学的探究
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書誌事項
記憶の不確定性 : 社会学的探究
東信堂, 2005.3
- タイトル別名
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Indeterminacy of memory : a sociological investigation
- タイトル読み
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キオク ノ フカクテイセイ : シャカイガクテキ タンキュウ
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注記
参考文献: p252-262
内容説明・目次
内容説明
近代化がもたらす故郷喪失や記憶の変容・欠落の中、我々の自己はゆらぎ、アイデンティティは混迷へと導かれる。この現代の不確定性に伴う忘却・反覆・成熟・充溢という四つの徴候群を、四人の同時代作家、後藤明生・古井由吉・村上春樹・津島佑子の作品を通して浮き彫りにするのと共に、無数の複雑系が織り成す現代の相貌“からくりとしての世界”を縦横に解読し、現代における生の新たなスタイルを提示する白熱の論考。
目次
- 第1章 記憶と社会
- 第2章 記憶の不確定性—フロイトとベルクソン
- 第3章 忘却と笑い—後藤明生
- 第4章 反復する身体—古井由吉
- 第5章 成熟の探究—村上春樹
- 第6章 記憶の充溢—津島佑子
「BOOKデータベース」 より