日本の科学者吉田富三 : 生誕100年記念
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書誌事項
日本の科学者吉田富三 : 生誕100年記念
メディカルトリビューン社, 2005.2
- タイトル読み
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ニホン ノ カガクシャ ヨシダ トミゾウ : セイタン 100ネン キネン
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注記
吉田富三の肖像あり
年譜: p[201]-210
主要文献: p215
内容説明・目次
内容説明
戦争がなければノーベル賞だったと云われる研究成果を次々に出し、がん研究を牽引し続けた。日本文化への深い洞察から国語問題に取り組み、また医師としての責任感から医療問題に積極的に関与した。卓説した組織者であり、人情の機微に通じた教育者であった。どれ程多くのものを我々は吉田富三に負っているか、どれ程多くの人間が、吉田富三のおかげで、豊かな気持ちで生きていくことができたか、計り知れない。類い希な資質の吉田富三が大成したその背景に、豊かな日本の自然と人と文化がある。吉田富三に学び、吉田富三に結晶した日本の文化を継承し発展させることが、21世紀を生きる我々にとって必要である。
目次
- 吉田富三小伝
- 吉田富三生誕百年記念—日本癌学会シンポジウムから(二十世紀の日本の発がん研究;吉田富三先生—がん化学療法の曙;吉田富三先生とがん研究体制 ほか)
- 吉田先生を偲ぶエッセイから(戦火の中の吉田肉腫;自分には厳しく、他人には寛大にな;子供をダマすわけにゆかんよ ほか)
- 吉田先生と国語問題
- 医療問題に関する吉田メモ(再録)
- 吉田富三記念館
「BOOKデータベース」 より