冷害はなぜ繰り返し起きるのか? : 歴史に学ぶ予報の変革と根本対策に向けて
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書誌事項
冷害はなぜ繰り返し起きるのか? : 歴史に学ぶ予報の変革と根本対策に向けて
(自然と科学技術シリーズ)
農山漁村文化協会, 2005.3
- タイトル読み
-
レイガイ ワ ナゼ クリカエシ オキル ノカ : レキシ ニ マナブ ヨホウ ノ ヘンカク ト コンポン タイサク ニ ムケテ
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内容説明・目次
内容説明
本書では、明治時代に冷害の予知・予測に取り組んだ農学者、関豊太郎の功績を見直すとともに、身近な自然現象や生き物の観察や経験に着目した予報とその有効性を整理集成して、気象予報の変革を提案する。あわせて、なぜ近代農学の基本ともいえる「気候風土にあった作物の導入」が進まなかったかについて、歴史をさかのぼって実証的に解明するとともに、ヤマセ地帯の新しい農業への提案を記した。
目次
- 1章 現代気象学でも予測できなかった二〇〇三年冷害(予報と大きく違った二〇〇三年冷害;長期予報(季節予報)は何のために生まれたのか;現代の長期予報はどう出されているのか;精度の高い予報は可能か)
- 2章 冷害の予知・予測の原点に学ぶ(日本における冷害予知研究の始まり;関豊太郎の冷害予測方法;関豊太郎の方法で冷害の予測は可能か?;海の異変と冷夏との関係を検証する;過去に発生した冷害からの予測;南部藩豪商の長期予報と冷害対策に学ぶ)
- 3章 稲作の普及と冷害—稲作普及の歴史から冷害の根本対策を探る(北海道での稲作の広がりと冷害;つくられた「お米信仰」と冷害発生地域の拡大)
「BOOKデータベース」 より