精神の痛みと文学の根源
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精神の痛みと文学の根源
(千年紀文学叢書, 5)
皓星社, 2005.4
- タイトル読み
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セイシン ノ イタミ ト ブンガク ノ コンゲン
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収録内容
- 詩・の前に / 新井豊美著
- 山越 / 森川雅美著
- 冬が来たら / 李承淳著
- <精神の自由と文学>についての今日的問題 : 基底的な考察から / 綾目広治著
- レアリスムと記憶 : 『坂の上の雲』と『ベラミ』 / 小畑精和著
- 「倫理」と「自由」についての一考察 : アラン・バディウとスーザン・ソンタグ / 原仁司著
- 約束を破られる人、『行人』 : 『源氏物語』宇治の三帖による拘束 / 野網摩利子著
- 精神の痛みと文学 : 愛の可能性を描く村上春樹とよしもとばなな / 鈴木正和著
- マンデリシュタームの詩『黒土 (チエルノジヨーム) 』 : その読解と翻訳をめぐって / 早川眞理著
- ずれ / 朴重鎬著
- 潜んでいる敵意 / 青山直弘著
- 死んだねずみ / 高良留美子著
- われの住処ぞ / 後藤秀彦著
- とても地獄は一定すみかぞかし / 日野範之著
- 埴谷雄高『死霊』論(5) 屋根裏部屋と逸脱の歴史 : 3章 「屋根裏部屋」 / 小林孝吉著
内容説明・目次
内容説明
他者の痛みは、どこまで認識できるのか?生の極限をみつめた、精神・自由・倫理の追求が、文学の根源を明らかにする。
目次
- 詩(詩・の前に(新井豊美);山越(森川雅美);冬が来たら(李承淳))
- 評論(“精神の自由と文学”についての今日的問題—基底的な考察から(綾目広治);レアリスムと記憶—『坂の上の雲』と『ベラミ』(小畑精和);「倫理」と「自由」についての一考察—アラン・バディウとスーザン・ソンタグ(原仁司);約束を破られる人、『行人』—『源氏物語』宇治の三帖による拘束(野網摩利子);精神の痛みと文学—愛の可能性を描く村上春樹とよしもとばなな(鈴木正和);マンデリシュタームの詩『黒土』—その読解と翻訳をめぐって(早川真理))
- 小説(ずれ(朴重鎬);潜んでいる敵意(青山直広);死んだねずみ(高良留美子))
- 短歌(われの住処ぞ(後藤秀彦))
- エッセイ(とても地獄は一定すみかぞかし(日野範之))
- 連載(埴谷雄高『死霊』論(五)屋根裏部屋と逸脱の歴史—三章「屋根裏部屋」(小林孝吉))
「BOOKデータベース」 より