民衆から見た罪と罰 : 民間学としての刑事法学の試み

書誌事項

民衆から見た罪と罰 : 民間学としての刑事法学の試み

村井敏邦著

(龍谷大学矯正・保護研究センター叢書, 第3巻)

花伝社 , 共栄書房 (発売), 2005.4

タイトル別名

罪と罰 : 民衆から見た : 民間学としての刑事法学の試み

タイトル読み

ミンシュウ カラ ミタ ツミ ト バツ : ミンカンガク トシテノ ケイジ ホウガク ノ ココロミ

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注記

『法学セミナー』連載の「知られざる罪と罰 : 民衆の中の法意識」を元にしたもの

文献: p317-324

内容説明・目次

内容説明

十両盗めば首が飛んだ江戸時代、人々は被害を「九両三分二朱」と届けることで、お上の苛斂誅求に抵抗した…。古今東西の民衆に流布され、広く読まれた説話・芸能、文学のなかに、それぞれの時代と地域の民衆の犯罪観・刑罰観をさぐり、人権としての「罪と罰」のあり方を論じたユニークな試み。

目次

  • 1 刑罰の変遷(知らされないはずの法度と知っているはずの法律;「おそろしや」鈴ヶ森—死刑の残虐性 ほか)
  • 2 流刑と自由刑(流刑と民衆;佐渡水替人足から人足寄場へ ほか)
  • 3 犯罪と刑罰(犯罪と刑罰の関係;『罪と罰』をめぐって ほか)
  • 4 権力と犯罪(政治と犯罪;権力への反抗の罪 ほか)
  • 5 司法犯罪(冤罪の歴史;戦後日本の冤罪 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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