書誌事項

巨匠たちのディテール

エドワード・R・フォード著

丸善, 2005.3

普及版

  • 1 1879-1948
  • 2 1928-1988

タイトル別名

The details of modern architecture

タイトル読み

キョショウ タチ ノ ディテール

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注記

翻訳者: 安藤直見 [ほか]

監訳: 八木幸二

Vol.1の引用文献・注釈: p359-363

Vol.1の参考文献: p364-366

Vol.2の引用文献・注釈: p425-429

Vol.2の参考文献: p430-434

内容説明・目次

巻冊次

1 1879-1948 ISBN 9784621075883

内容説明

本書は、19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍したマッキム、ラッチェンス、ライト、ワグナー、コルビュジエ、ミース、シンドラーら著名建築家の主要作品について、原図より新たに描き起こした精緻なアクソメ図により、そのディテールを克明に解き明かしている。古典的・伝統的な建築形態から近代的な形態や構造システムへの模索が始まったこの時代、自らの建築理念や夢の実現に向かって飽くなき挑戦を続けた彼らの苦闘の跡がそのディテールに凝縮されている。

目次

  • 1 序論
  • 2 H.H.リチャードソン、ラルフ・アダムス・クラム—ゴシックリバイバル
  • 3 マッキム、ミード&ホワイト—古典主義的ラショナリズム
  • 4 エドウィン・ラッチェンス—古典主義の表現
  • 5 グリーン兄弟とイギリスの同時代人—アーツ・アンド・クラフツ運動
  • 6 フランク・ロイド・ライト—オークパーク時代
  • 7 オットー・ワグナーとアドルフ・ロース—ウィーン合理主義
  • 8 ル・コルビュジエ—古典主義的ヴィラ
  • 9 ミース・ファン・デル・ローエ—スチールフレーム
  • 10 ルドルフ・シンドラー、ワルター・グロピウス、マルセル・ブロイヤー—アメリカの住宅建設
  • 11 フランク・ロイド・ライト—ユーソニアンの時代
  • 12 結論
巻冊次

2 1928-1988 ISBN 9784621075890

内容説明

本書は20世紀を形づくった建築界の巨匠サーリネン親子、ノイトラ、アールト、コルビュジエ、カーン、ベンチューリ、スカルパ、フォスター、ピアノ、ロジャースらのディテールを原図より新たに描き起こした精緻なアクソメ図により克明に解き明かした。20世紀後半は近代化、工業化のうねりのなか、自動車や飛行機、吊り橋等が建築の概念や構造そのものに強く影響を及ぼし、建築の表現方法も大きく変化した時代である。この変革期に自らの建築理念を主張し、作品として表現した彼らのディテールはまさに今日的なテーマを内包しており、新たな時代に向けた多くの示唆を含んでいる。

目次

  • 1 序論:工業化の産物
  • 2 エリエル・サーリネン—デトロイト時代:1926‐1940
  • 3 エリック・グンナー・アスプルンドの転向:1930‐1940
  • 4 リチャード・ノイトラ—表層の建築:1933‐1952
  • 5 アルヴァー・アールトとマルセル・ブロイヤー—光/工業化/ヴァナキュラー:1928‐1963
  • 6 ル・コルビュジエ—1928年以降:1928‐1965
  • 7 サーリネン、イームズ、フラー—ケーススタディハウス:1940‐1959
  • 8 エーロ・サーリネン—1945年以降:1945‐1962
  • 9 ルイス・カーン、シガード・レヴェレンツ—ニューブルータリズム:1954‐1974
  • 10 ベンチューリ、グレイブス、スカルパ—歴史の複層化:1963‐1984
  • 11 ハイテク、デコンストラクション—建築の現在:1972‐1988
  • 12 結論

「BOOKデータベース」 より

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