自己意識の現象学 : 生命と知をめぐって
著者
書誌事項
自己意識の現象学 : 生命と知をめぐって
(Sekaishiso seminar)
世界思想社, 2005.6
- タイトル読み
-
ジコ イシキ ノ ゲンショウガク : セイメイ ト チ オ メグッテ
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注記
参考文献あり
文献案内: p245-248
内容説明・目次
内容説明
伝統的反省理論からの解放、過去の思想遺産の多角的な問い直しを通じて、自己意識本来のはたらきである“生きられた知の根源的な差異化運動”を明るみに出し、意識そのものの謎にせまる。
目次
- 序論 自己意識の現象学の課題—反省理論からの解放
- 1 自己意識の現象学(生き生きした現在と根源的分裂;身体構成と自己意識の可能性—カントおよびフッサールの時間論の深淵から ほか)
- 2 自己意識論と現代の哲学(自己意識のアポリア—デュージング「自己意識の理念的発生史」の批判的紹介;“生の哲学”の自己意識論—ヨルクとディルタイにみられるその基本構想 ほか)
- 3 自己意識と自己言及性(現代芸術論と自己意識—音楽経験と自己意識;意識への計算論的アプローチ—認知科学における自己意識論 ほか)
- 4 大乗仏教の自己概念(「生き生きした現在」と述語的経験—現象学と東洋思想;唯識三性説と自己概念 ほか)
「BOOKデータベース」 より