敗北と文学 : アメリカ南部と近代日本
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書誌事項
敗北と文学 : アメリカ南部と近代日本
松柏社, 2005.5
- タイトル読み
-
ハイボク ト ブンガク : アメリカ ナンブ ト キンダイ ニホン
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注記
引用文献: p346-353
収録内容
- 敗北から文学へ : 滞留、そして超越
- 近代という名の敗北 : ヘンリー・W・グレイディ、夏目漱石、ドナルド・デイヴィッドソン、アレン・テイト、保田與重郎
- 父・なき・世界 : 三島由紀夫、ウィリアム・アレクサンダー・パーシー、ウィリアム・フォークナー、中上健次
- 敗北の文学のために : コーダ
内容説明・目次
内容説明
南北戦争に敗れたアメリカ南部、太平洋戦争に敗れた日本。敗北を生きるふたつの場所に生まれた「戦後文学」を追求する。
目次
- 敗北から文学へ—滞留、そして超越
- 近代という名の敗北—ヘンリー・W.グレイディ、夏目漱石、ドナルド・デイヴィッドソン、アレン・テイト、保田与重郎(“敗北の文化”、その歴史観;異形の「近代」と歴史オブセッションの原理;ヘンリー・W.グレイディ、「新南部」旗手のディレンマ;“近代”と出会うこと—日本近代と夏目漱石の苦渋から ほか)
- 父・なき・世界—三島由紀夫、ウィリアム・アレクサンダー・パーシー、ウィリアム・フォークナー、中上健次(敗戦とふたりの父—三島由紀夫『金閣寺』;切り裂かれた天—「則天去私」から;語らぬ言葉—敗北の文学へ;第三世代の戦後文学—父、その沈黙の意義 ほか)
- 敗北の文学のために(コーダ)
「BOOKデータベース」 より