難解物語映画 : アラン・ロブ=グリエ・フィルムスタディー
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難解物語映画 : アラン・ロブ=グリエ・フィルムスタディー
高文堂出版社, 2005.4
- タイトル読み
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ナンカイ モノガタリ エイガ : アラン ロブ グリエ フィルム スタディー
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注記
ロブ=グリエ・フィルモグラフィー: p382-383
書誌: p384-385
内容説明・目次
内容説明
アラン・ロブ=グロリエの映画はわたしを惑わせ、物語世界を分からなくさせる。わたしはこの映画に鍛えられ、解釈の主観性に気付かされ、ひるがえって他者に目を開く必要に気付く。テレビドラマや報道、アニメーションや劇画やゲームなど、映画の表現法が拡張している。映像を批判的に受け取る能力、映像リテラシーの育成をはかる中等教育が始まった。
目次
- 第1章 解決法(物語を表わすもの;物語の条件;物語の要素;物語の解釈;物語の言表作用 ほか)
- 第2章 フィルムスタディー(復帰、あるいは、語り手「わたし」の二重人称(『嘘をつく男』研究、2005年);「無知な語り手」による映画的ディスクール(『ヨーロッパ横断特急』研究、2004年);アラン・ロブ=グリエのエクリチュールにおける同一性の危機。あるいは、それを反復することにかかわらずに(『ヨーロッパ横断特急』研究、1985年);言表行為とディエジェーズの関係(『不滅の女』研究、1984年);行為項の同一性の横滑りについて:命題分析2(『快楽の漸進的横滑り』研究3,1982年);物語イメージは漂流する(『快楽の漸進的横滑り』研究2、1981年);映画作品がテクストとして持っている一般性の研究:命題分析1(『快楽の漸進的横滑り』研究1、1981年))
- 第3章 資料
「BOOKデータベース」 より