傷だらけの百名山
著者
書誌事項
傷だらけの百名山
(新風舎文庫)
新風舎, 2005
- [正]
- 続
- 新
- タイトル読み
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キズダラケ ノ ヒャクメイザン
大学図書館所蔵 件 / 全4件
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[正]786.1||Ka86||11057019,
続786.1||Ka86||21056824, 新786.1||Ka86||31056823 OPAC
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内容説明・目次
内容説明
「百の頂きに百の喜びあり」と深田久弥氏が書いた著書『日本百名山』から幾星霜、現在の日本の山々は荒廃し、見るも無残な姿を露呈している。ブームの影で堆積してゆくゴミ、忍び寄る観光開発の魔手、そして「山の分割・民営化」。手ぬるい行政、なりふり構わぬ開発業者、踊らされる消費者に著者の怒りが爆発する。刻々と近づく「山が山でなくなる日」。荒廃の進む白馬岳、八ヶ岳、白山、富士山、そして槍ヶ岳の惨状に触れ、日本の山の行く末に警鐘を鳴らす。これからの山のあるべき姿を考える一冊。
目次
- 第1章 大雪渓と花畑の陰で—冬季五輪に揺れる白馬岳(百名山ブームの陰で;乱開発の予兆 ほか)
- 第2章 悲しいほどに破壊ラッシュ—八ヶ岳が山でなくなる日(ストップ・ザ・カイハツ;山が山でなくなる日)
- 第3章 憧憬と幻滅—狙われる白山(永らく夢みた白山山行;憧れの山の夢と現実 ほか)
- 第4章 滅びゆく霊峰—富士に開発は似合わない(“霊峰”は泣いている;富士に迫る沈黙の日)
- 第5章 槍ヶ岳は見ている—三俣山荘と山の分割・民営(列島第三の高峰、槍ヶ岳;“雲上の集い”に向かって ほか)
「BOOKデータベース」 より