書誌事項

日本人を「半分」降りる

中島義道著

(ちくま文庫, [な-27-2])

筑摩書房, 2005.6

タイトル別名

騒音文化論

日本人を半分降りる

タイトル読み

ニホンジン オ ハンブン オリル

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注記

「騒音文化論」(講談社 2001年刊)の改題

内容説明・目次

内容説明

注意・挨拶・お願い・告知などのテープ放送や機械音を耳にすると、もう著者は黙っていられない。昼夜を問わず日本全国で繰り広げられる善意の大合唱に、著者の“哲学魂”が炸裂する。無自覚なままに責任を回避し、結局は思考停止の状態に陥っているということが、著者の怒りを激しく誘うのである。肝心のところは変わっていない日本人の感性の質を執拗に抉る、異色の日本論。

目次

  • 第1章 音漬け社会(「文化騒音」とは何か;「個人語」と「世間語」 ほか)
  • 第2章 拡大する戦場(音は人を狂気に近づける;音は皮膚のウチに侵入する ほか)
  • 第3章 定型的な言葉の氾濫(標語ノイローゼ;「エレベーターの扉をこじ開けないでください!」 ほか)
  • 第4章 日本人のからだ(からだとしての文化空間;文化空間における図と地 ほか)
  • 第5章 共生は可能か(解決は難しい;思想はいつも現実の前に屈服する ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA72183850
  • ISBN
    • 448042105X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    247p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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