東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録
著者
書誌事項
東京大学のアルバート・アイラー : 東大ジャズ講義録
メディア総合研究所, 2005.5-2006.3
- 歴史編
- キーワード編
- タイトル別名
-
Jazz logic pataphysique
東京大学のアルバートアイラー : 東大ジャズ講義録
- タイトル読み
-
トウキョウ ダイガク ノ アルバート アイラー : トウダイ ジャズ コウギロク
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注記
東京大学駒場キャンパスで行なわれた『12音平均律→バークリーメソッド→MIDIを経由する近・現代商業音楽史』講義の内容を元に構成されたもの
日程: 歴史編(前期): 2004年4月15日-7月15日, キーワード編(後期): 2004年10月-2005年1月
年表: 歴史編p80-83
内容説明・目次
- 巻冊次
-
歴史編 ISBN 9784944124190
内容説明
二〇〇四年度、東大教養学部でおよそ三〇〇人の学生とモグリを熱狂させたジャズ史講義、ついに刊行!ジャズ史の新たなスタンダード。
目次
- 十二音平均律→バークリー・メソッド→MIDIを経由する近・現代商業音楽史
- ジャズにおいてモダンとは何か?—ビバップとプレ・モダン・ジャズ
- モダンとプレ・モダン—五〇年代に始まるジャズの歴史化・理論化と、それによって切断された事柄について
- 一九五〇年代のアメリカと、ジャズ・モダニズムの結晶化
- 一九五九〜一九六二年におけるジャズの変化
- フリー・ジャズとは何からのフリーだったのか?
- 一九六五〜一九七五年のマイルス・デイヴィス(コーダル・モーダルとファンク;電化と磁化)
- MIDIとモダニズムの終焉
- 前期テスト
- アフターワーズ—後書き対談
- 巻冊次
-
キーワード編 ISBN 9784944124206
内容説明
二〇世紀、記号化への欲望がジャズのモダニズムをドライヴした。菊地・大谷コンビによる東大ジャズ講義シリーズ第一弾。十二音平均律—バークリー・メソッド—MIDI、新たな視点でジャズ史を捉え直す。
目次
- 第1章 二〇〇五年一〇月講義「ブルース」(二〇世紀の統合不全者—ブルース・ミュージックの特異性について;『喪失』を引き受ける方法—「二〇世紀の最初から表現はもう引用とコラージュだった。」ゲスト:飯野友幸(上智大学教授、米文学者))
- 第2章 二〇〇五年一一月講義「ダンス」(舞踏会からインターロックまで—ヨーロッパ/アジア/アフリカのダンス・スタイルと、アメリカ・ポピュラー音楽におけるダンスの歴史;クラブ・カルチャーと『ジャズ』—「ジャズとは象徴であり、ファンタジーである。」ゲスト:野田努(remix編集長、音楽批評家))
- 第3章 二〇〇五年一二月講義「即興」(時間を超えること、時間と共にあること—『即興』という巨大な概念を巡る音楽的試論;即興演奏を巡る質疑応答—「ベイリーの場合は再生器械が変わってもやっぱり同じ演奏だって認識できるから、この違いは大きいかもしれない。」ゲスト:大友良英(ミュージシャン))
- 第4章 二〇〇六年一月講義「カウンター/ポスト・バークリー」(理論の確立と、それに対するカウンター&ポスト・ムーヴメントについて—バークリー・メソッド、LCC、ラング・メソッド;ラング・メソッドについて—「濱瀬元彦氏による講義」ゲスト:濱瀬元彦((株)ラング代表、ミュージシャン、作曲家))
- 補遺 「聴覚研究の歴史と展望—音高知覚の仕組みを探る」
「BOOKデータベース」 より