池波正太郎への手紙
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池波正太郎への手紙
ゴマブックス, 2005.6
- タイトル読み
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イケナミ ショウタロウ エノ テガミ
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注記
「日刊ゲンダイ」紙に平成15年10月-16年4月連載したものを土台に、全面的に書き改めたもの
内容説明・目次
内容説明
稀有の食道楽作家、“口福”の軌跡—。10年にわたって作家・池波正太郎の書生を務めた筆者が、師の愛してやまなかった店五十四軒の「今」を訪ね歩いて綴った、亡き師への手紙。
目次
- 「花ぶさ」—孫が板場を仕切るようになって、老女将の頬はゆるみっ放しです。
- 「天ぷら山の上」—東京に天ぷら名店は数あれど…やっぱり、ここが私には一番ですね。
- 「由布院玉の湯」—三里四方に香りがひろがる豊後牛の炭火焼に堪能しました。
- 「京亭」—「鮎の宿」の口福の極付はやはり鮎飯、これですね。
- 「たいめいけん」—なんでもほんの一口の小皿料理。高年食いしん坊にぴったりです。
- 「銀座新富寿し」—身銭で通える銀座の鮨屋。小鰭のうまさは天下一品でしょう。
- 「いまむら」—蘇東坡いわく、ふぐの味一死に値す。「ふぐ丼」を食べて同感しました。
- 「ブルドック」—戸越銀座の例の洋食屋は健在でビーフカツに大満足しました。
- 「まつや」—蕎麦前なくして蕎麦屋なし。そのことを確認しました。
- 「とんき」—何十年たっても変わらない…こういう店は現代の奇跡ですね。〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より