アーサーはなぜ自殺したのか
著者
書誌事項
アーサーはなぜ自殺したのか
誠信書房, 2005.5
- タイトル別名
-
Autopsy of a suicidal mind
アーサーはなぜ自殺したのか
- タイトル読み
-
アーサー ワ ナゼ ジサツ シタ ノカ
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注記
文献: p205-207
内容説明・目次
内容説明
33歳で自殺したアーサー。彼は有能な弁護士であり、医師でもあった。その死をめぐって世界的に著名な自殺学者シュナイドマンが周囲の人びとにインタビューする。さらに、40歳代から90歳代までのさまざまな自殺予防の専門家にも意見を求める。はたしてアーサーの自殺は防ぐことができたのか。彼は死ぬべくして死んだのか。映画『羅生門』のように、真実は見る人によって異なり、アーサーの実像はまったく異なって語られる。一人の人間の死と遺書をめぐってさまざまな意見が繰り広げられる。これは自殺という深淵に目を向け、一人の人間の多様な側面とその存在の謎を探る書である。
目次
- 始まり
- 遺書について
- モートン・シルバーマンからのコンサルテーション
- 母親とのインタビュー
- 心理学的剖検とは
- 父親とのインタビュー
- ロバート・リットマンからのコンサルテーション
- ジェローム・モットーからのコンサルテーション
- ノーマン・ファーブローからのコンサルテーション
- 兄とのインタビュー
- 妹とのインタビュー
- ジョン・マルツバーガーからのコンサルテーション
- 親友とのインタビュー
- ロナルド・マリスからのコンサルテーション
- 前妻とのインタビュー
- 恋人とのインタビュー
- 心理療法家とのインタビュー
- デイビッド・ラッドからのコンサルテーション
- 精神科医とのインタビュー
- エヴェリー・ワイスマンからのコンサルテーション
- シュナイドマンからアーサーの母親への手紙
- アーサーの遺書
「BOOKデータベース」 より