隠されたヒバクシャ : 検証=裁きなきビキニ水爆被災
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書誌事項
隠されたヒバクシャ : 検証=裁きなきビキニ水爆被災
凱風社, 2005.6
- タイトル別名
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隠されたヒバクシャ : 検証裁きなきビキニ水爆被災
- タイトル読み
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カクサレタ ヒバクシャ : ケンショウ サバキ ナキ ビキニ スイバク ヒサイ
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注記
奥付の編著者: 高橋博子, 竹峰誠一郎, 中原聖乃
文献案内 (竹峰誠一郎文責): p384-392
内容説明・目次
内容説明
一九五四年三月一日、水爆ブラボーの閃光がマーシャル諸島の上空を切り裂いた。半世紀経った今も、島民の伝統的な暮らしや文化に多大な変容をもたらした「死の灰」による汚染と後障害の全貌、そして「人体実験」疑惑の真相は米核政策の闇の中に隠ぺいされ続けている。住民の証言や米公文書の分析、見舞金がもたらした社会的影響の調査などを通じて、封印されてきた「完全決着」「日米の政治決着」の責任を明らかにし、時効なき核被災の広がりを検証。
目次
- 第1章 ビキニ水爆被災の今日的意味(はじめに 太平洋と核—地理と歴史の不幸な出会い;ビキニ核実験の始まり ほか)
- 第2章 第五福竜丸被災とアメリカ政府の対応—隠された被ばく情報(はじめに 明らかになりつつある米核実験の真相;一九五四年の水爆実験とその波紋 ほか)
- 第3章 塗り変えられる被災地図—隠されたヒバクシャを追う(はじめに 核被災の地域的広がり;あの時、アイルック環礁で何が起こったのか ほか)
- 第4章 ヒバクは人間に何をもたらすのか—忍び寄る核実験の影(はじめに ヒバクによる影響はガンだけなのか;土地は人びとの命を育んできた—「核の難民」の現在 ほか)
- 第5章 挑戦するロンゲラップの人びと—生活圏再生の民族誌(はじめに メジャト島に生きるロンゲラップの人びと;故郷を消滅させたアメリカの核実験 ほか)
- 座談会「ビキニ水爆被災 過去に問い、未来につなげる」
「BOOKデータベース」 より