鳥はねぐらにかへれども : 融けていく家族へのまなざし
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鳥はねぐらにかへれども : 融けていく家族へのまなざし
三五館, 2005.6
- タイトル読み
-
トリ ワ ネグラ ニ カエレドモ : トケテ イク カゾク エノ マナザシ
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注記
西山明年譜: p283-285
内容説明・目次
内容説明
なぜ、そこまで追い詰められたのか。人間関係の中で生きていくことは、被害と加害の経験を集積していくことではないか—。孤立、暴力、いじめ、不登校、自殺、虐待、拘束、監禁…複雑化、衝撃性を増す家族事件の深層を読む、戦後60年間の日本人の道程。「家族問題」の深奥を問い続けたジャーナリスト30年の軌跡。
目次
- 1章 立場が問われる取材の旅(家族の内部で起きていること—「聞き手」として歩いて)
- 2章 だれかのせいか(加害者に潜む暴力の連鎖—宅間守・元死刑囚への視座)
- 3章 大人は変われるか(いじめ関係はパワーゲーム—『なぜ、いじめっ子は殺されたのか?』解説;帰る場所の物語—親と子どもの痛み ほか)
- 4章 愛国心が支えになるか(国粋的「国際化」の衣を着たとき—教育基本法改正・一九八九‐二〇〇五年;アジアの風を感じますか—候孝賢監督・台湾‐東京 ほか)
- 5章 開かれた「私」を(語り始めた男たちの行方—「公共の広場」の役割;待ちわびる心—在日のバイオリニスト・丁讃宇さんに聞く)
「BOOKデータベース」 より