昭和天皇
著者
書誌事項
昭和天皇
(講談社学術文庫, [1715-1716])
講談社, 2005
- 上
- 下
- タイトル別名
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Hirohito and the making of modern Japan
- タイトル読み
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ショウワ テンノウ
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注記
監修: 吉田裕
下の訳者: 岡部牧夫, 川島高峰, 永井均
講談社 (2002年) 刊の文庫版
原著 (New York ; HarperCollinsPublishers , 2001 : 1st Perennial ed) の翻訳
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784061597150
内容説明
君主としての人間形成はどのようになされたのか。明治天皇を範とする帝王教育や大元帥になるための軍事教育を受けた皇太子時代から、即位を経て政治的君主へと変貌していく過程を、新たに発表された膨大な資料をもとに克明に描出する。神秘のベールに包まれた昭和天皇をひとりの人間としてとらえ、実像に迫る出色の研究書。ピュリッツァー賞受賞作。
目次
- 第1部 皇太子の教育—一九〇一(明治三四)年‐一九二一(大正一〇)年(少年と家族と明治の遺産;天皇に育てる;現実世界に向きあう)
- 第2部 仁愛の政治—一九二二(大正一一)年‐一九三〇(昭和五)年(摂政時代と大正デモクラシーの危機;新しい皇室、新しい国家主義;政治的君主の誕生)
- 第3部 陛下の戦争—一九三一(昭和六)年‐一九四五(昭和二〇)年(満州事変;昭和維新と統制;聖戦)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784061597167
内容説明
広がる戦火、そして敗戦。天皇は帝国日本の御輿にすぎなかったのか、それとも軍事情報に精通し作戦指導にも関与する、実質を伴う大元帥だったのか。戦後の占領政策と昭和天皇像が「日米合作」によって作られたことを解明し、日本の戦後史におけるアメリカの役割を鋭く批判。そして天皇は「意思なき君主」か否かという、近現代史最大のテーマに迫る。2001年ピュリッツァー賞受賞作。
目次
- 第3部 陛下の戦争(続き)—一九三一(昭和六)年‐一九四五(昭和二〇)年(戦争の泥沼化と拡大;真珠湾への道;大元帥の試練;遅すぎた降伏)
- 第4部 内省なきその人生—一九四五(昭和二〇)年‐一九八九(昭和六四)年(創り直された君主制;東京裁判;神秘性をとりもどす;静穏な晩年と昭和の遺産)
「BOOKデータベース」 より