大リーグ二階席
著者
書誌事項
大リーグ二階席
晶文社, 2005.5
- タイトル読み
-
ダイリーグ ニカイセキ
大学図書館所蔵 件 / 全16件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
幻覚とそしられるかもしれないが、私は球場の二階席から過去のアメリカ野球と交信することがある。イチローがサム・ライスと重なり、野茂英雄がルイ・ディアンと二重映しになり、松井秀喜がビリー・ウィリアムスの面影を漂わせる。投げる、打つ、走る、守る。振り付けられたような美しいアクションに眼を奪われつつ、私は過去の時間のなかに漂い出す。これが醍醐味だ。私はこうして野球を見てきた。こういう野球には、ついぞ飽きることがない。
目次
- 1 シーズン・チケット(イチロー、大リーグへ行く—二〇〇〇年十一月の決断;過去と交信するイチロー—ボブ・シャーウィン『ICHIRO』を読む;野茂英雄が選んだボス—彼はなぜフィル・ガーナーを信頼したか ほか)
- 2 セヴンス・イニング・ストレッチ(バナーは踊る—大リーグ・ファンは言葉遊びが好き)
- 3 ベースボール・ジャーニー(幸福なベースボール—ヤンキー・スタジアムとダマシュキー・フィールド;瞬間の凍結と記憶の解凍—一九九八年を回顧する;九八九八とその後—本塁打記録は凶事を招く? ほか)
「BOOKデータベース」 より