石ころだって役に立つ
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石ころだって役に立つ
(集英社文庫)
集英社, 2005.5
- タイトル読み
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イシコロ ダッテ ヤク ニ タツ
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注記
引用文献・参考資料:p266-267
内容説明・目次
内容説明
「なぜ私は本を読むのがやめられないのか…」一九六〇年代から七〇年代にかけて、明日というものがまだ信じられていた高度成長期のこの国で読まれ、観られた様々な「物語」たち。それらをめぐる青春の記憶を、著者は時に苦しく、時に切なく鮮やかに描き出す。どんな本やどんな物語が自分をつくったのか。昭和という時代と団塊の世代のひとつの個人史を見事に重ね合わせた傑作エッセイ。
目次
- なぜ私は本を読むのがやめられないのか—『友情』など
- 一九六三年の退屈—『乾いた花』
- ドン・ガバチョのように生きたい—『ひょっこりひょうたん島』
- 68ers(シックスティエイターズ)—『突然炎のごとく』など
- 海岸行きの電車—「鉄ちゃん」の原景
- 須賀敦子の風景—『遠い朝の本たち』
- 紙とインクのにおい—『にんじん』
- 記すことなし。存在した。—『嘔吐』
- 山本七平の戦争—『私の中の日本軍』
- 石ころだって役に立つ—『道』
「BOOKデータベース」 より