光源氏・女人群像 : 藤壺と六条御息所 : 源氏物語受容史一斑
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光源氏・女人群像 : 藤壺と六条御息所 : 源氏物語受容史一斑
右文書院, 2005.6
- タイトル別名
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光源氏女人群像 : 藤壷と六条御息所 : 源氏物語受容史一斑
- タイトル読み
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ヒカル ゲンジ ニョニン グンゾウ : フジツボ ト ロクジョウ ノ ミヤスドコロ : ゲンジ モノガタリ ジュヨウシ イッパン
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内容説明・目次
内容説明
世界に冠たる壮大なロマン『源氏物語』その主人公・光源氏に愛された藤壷と六条御息所という二人の女性の生き方を通じて、作者・紫式部が読者に問いかけているものは、はたして何であるのか。趣味・教養も一級である二人の違いはなにか?理性の抑圧から解放された情念は、愛する者のために、ときに生霊、死霊となって、憑依する。こうした負の愛情を、どのように理解し、人生をどのように捉えたらよいのか。その源氏物語受容史を詳細に、本書は述べる。
目次
- 1 藤壷の場合(中世まではどう扱われていたか;近世ではどう受け止められていたか;文学史上の藤壷像;戦後研究者の藤壷像;現代作家の描く藤壷像)
- 2 六条の場合(中世に把握された六条像;中世文芸にみる六条像;近世に受け止められた六条像;近現代研究史の現況;現代作家の六条御息所像)
「BOOKデータベース」 より