書誌事項

ブス論

大塚ひかり著

(ちくま文庫, [お-39-3])

筑摩書房, 2005.7

タイトル別名

太古、ブスは女神だった

タイトル読み

ブスロン

注記

「太古、ブスは女神だった」(マガジンハウス 2001年刊)の改題

参考文献: p273-283

ブス年表: 巻末pi-xi

内容説明・目次

内容説明

日本最古のブスは、日本最古の神話に現れる、最古の女神イザナミである。日本の国土を生み、神々を生むと同時に、人を殺す、生死を司る神でもあった。太古、美は権力であり、繁栄の源であったが、醜もまたパワーの源であった。記紀神話から現代マンガまで。ニッポンのブスの歴史、美醜の価値の変遷をひもとけば、目からウロコの発見、また発見。通史的ブス論の決定版。

目次

  • 太古、ブスは女神だった—はじめにかえて
  • ブスの呪い
  • ブスである罪
  • ブス革命
  • 美女の零落、女の零落
  • 能あるブ男たちの躍進
  • ブスと怪力
  • 悪女の起源
  • 美人による醜の有効利用
  • ブスの条件
  • おかめの謎
  • おかめの闇
  • 図に乗るブ男
  • ブス殺しの説話
  • ブスの妖怪化
  • その後のブス

「BOOKデータベース」 より

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