書誌事項

病院で死なないという選択

中山あゆみ著

(集英社新書, 0299I)

集英社, 2005.7

タイトル別名

病院で死なないという選択 : 在宅・ホスピスを選んだ家族たち

病院で死なないという選択 : 在宅ホスピスを選んだ家族たち

タイトル読み

ビョウイン デ シナナイ トイウ センタク

注記

主要参考文献: p233-234

『月刊がん』(日本医療情報出版刊)2001年1月-2003年8月連載に加筆修正したもの

内容説明・目次

内容説明

かつて不治の病と思われていたがんも、治療法の進歩などによって、以前に較べて格段に治るようになっている。しかし、いまでも死因の第一位はがんであり、日本では亡くなる人の約三割を占めている。そして、約八割の人が病院で死亡し、末期がんでなくなった人に限ると、約九割が病院で最期を迎えている。こうした現状のなかで本書は、人生の最後のときを、自宅やホスピスで過ごすことを選んだ家族を紹介する。家族が置かれた状況はさまざまだが、それぞれが自分らしく最後の日々を生き抜いて、納得のいくかたちで最期を迎えていった。がんの末期に至った患者とその家族、医療関係者たちの姿を描いた痛切なドキュメント。

目次

  • 第1章 家族が生きるための思い出づくり
  • 第2章 一家の主として終末期を迎える
  • 第3章 幼い子どもを残して母親が旅立つとき
  • 第4章 最後まで仕事人として生きる
  • 第5章 家族は遠く離れていても
  • 第6章 障害を乗り越えて
  • 第7章 喪失の悲しみから立ち直る
  • 第8章 ホスピスケア情報

「BOOKデータベース」 より

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