書誌事項

天高く、雲は流れ

冴木忍著

(富士見ファンタジア文庫)

富士見書房, 1995.7

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タイトル読み

テン タカク クモ ワ ナガレ

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内容説明・目次

巻冊次

10 ISBN 9784829113332

内容説明

司祭の職を解かれ、自宅に軟禁されてしまったオルジェイ。あらぬ疑いをかけられた上に、予想だにしなかった民衆からの非難に苛まれてしまう。オルジェイを心配するテンシャは、術者の長を辞任し、身辺を警護するためにエンレッド神王家の屋敷に入る。しかし、オルジェイを襲う刺客とは、あまりにも意外な人物だった!いよいよ対立が表面化する術者と予備百家にも新しい火種が。混乱を極める都に、ついにライフォンがその姿を現す!冴木忍の大河ファンタジー、節目の第十弾。物語のキーとなる事件の連続で、ますますヒートアップ。
巻冊次

11 ISBN 9784829113783

内容説明

強く、ただ強く。人々が願い、求め続けた強大な力。その夢の結晶—「それが僕とフェイロンだ」虚言か、それとも真実か?ライフォンの謎めいた言葉が、歴史の裏側を明らかにしていく。異教徒の村に立ち寄ったフェイロンとユンファは白濁した霧の中を、ロスメスタは時空を超えた異形の歴史を彷徨う。そして激流に消えたパジャの姿を求め、大河コアンを下ったジャンガンが目撃する、黄金色の奇跡!全ては、混沌とした都への帰路を指し示すのだった。数々の神秘、謎を解き明かす、興奮の渦。冴木忍の長編ファンタジーいよいよ佳境。
巻冊次

12 ISBN 9784829114537

内容説明

亡者の群が、夜の街を徘徊する。魔物の仕業か、それとももっと巨大な何かが起ころうというのか。都イアルを失意の底に落とした“怪異”は、王位簒奪、宰相の更迭という政変を呼び、市井では、奇跡を起こす美女トゥクールが信者を増大させていた。救われたい。生き延びたい。膨張する民衆の願いは、もはや危険な飽和状態にあった。都に帰らねば—。王女ロスメスタを護るフェイロン、死の淵から甦ったパジャたち将星が都に集結する。そして、魔の寵児ライフォンとの邂逅が迫る!大河ファンタジー、ついに最終局面突入。
巻冊次

13 ISBN 9784829114933

内容説明

宴がはじまる—。ライフォンのメッセージを証明するかのように、民衆の拠り所であった太陽神殿は一夜にして灰燼に帰す。新たな死者は、過去の亡者たちをよみがえらせ、さらなる生け贄を求めて市街に溢れでてくる。だが、それらは本当の宴の、序章に過ぎなかった。八番目の魔法使い、大暗黒。フェイロンとライフォンの対決の時、多くの謎はかみ合って、運命の歯車が加速度的に動き出す。そしてふたりの内なる魂が、一枚一枚と剥がされていく。このままラストまでノンストップ!息をもつかせぬ展開が連続する、大河ファンタジー第13弾。
巻冊次

14 ISBN 9784829115503

内容説明

王宮の地下。フェイロンが墜ちていった闇の底には、隠された謎の空間が広がっていた。そこに封じられた純白の戦士—“八番目の魔法使い”がフェイロンに託した七色に輝く珠、それこそが真の『宝珠』であった。さらに、地下の空に瞬く満天の星。その配置から、太古の言葉の数々を読みとることができた。ひとつずつ、“大暗黒”の真実が明らかにされてゆく。一方、女王となり、現政権へ反旗をかざしたロスメスタの元には、多くの臣下が結集し、都のパワーゲームは逆転の様相を見せ始める。窮鼠と化した宰相ミスバが下す凶手は、新女王の抹殺のみ。動乱にひとつの結末が訪れ、世界は終末への秒読みを開始する。大河ファンタジー第14弾。
巻冊次

15 ISBN 9784829116494

内容説明

ロスメスタ新女王の決起と、宰相ミスバの死により、反乱分子による政権簒奪の謀略は未遂に帰す。しかし、都イアルを襲う災厄は、もはや止まることはなかった。溢れ出づる亡者の群れ、さらには大河コアンの氾濫により、街は水没の危機に瀕するのだった。避難民の流れとは逆方向に、フェイロンは一人進む。めざす王宮には、ライフォンが待っているのだ。長い旅路の決着は、ふたりきりでつけなければならない。交差する想いと宿命。結末は滅びか、それとも—?明らかにされる過去の妄執が、全ての人々の肺腑を衝く。冴木忍の大河ファンタジー。感動の最終巻。
巻冊次

1 ISBN 9784829126325

内容説明

「変わってねぇなあ」イアルの都でフェイロンはそう呟いた。十七歳の時に家出をして以来、六年ぶりの帰郷だった。彼は説教好きで強引な性格の兄、オルジェイにむりやり政略結婚させられそうになって家を出ていたのだ。「わぁ。人がいっぱいいるよ」目をしばたたかせる息子のユンファに笑いかけながら、フェイロンは兄がどんなに怒るか想像して苦笑いを浮かべた。結婚を嫌がっていたのに、子供まで連れて帰ってきたのだから。だが、どうしても帰ってこなければならなかった。イアルに大いなる災いが訪れようとしていたのだ—。騒ぎを引き寄せる男、フェイロンが巻き起こす、嵐の大冒険。
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2 ISBN 9784829126547

内容説明

「でっけぇ河だ。対岸も見えやしねぇ」ジャンクと呼ばれる船の甲板から身を乗り出し、フェイロンは口笛を吹いた。盗まれたサティス大王家の『家宝』の手がかりを求めて、第三藩王のもとへと旅立ったフェイロン達は、大河コアンをジャンクに乗って帆走していく。ところが、パジャは船酔いで身動きできない。そのうえ、ジャンクから落ちてしまったレグヴァを助けようとして、フェイロンがレグヴァとともに行方不明になってしまった。混乱の中、海賊まで現われて…。頼りにならない男達のせいで、ロスメスタやユンファ達にピンチが迫る—。嵐が嵐を呼び寄せる、好評のシリーズ第二弾。
巻冊次

3 ISBN 9784829127087

内容説明

“カマイタチ”が出る—。第三藩王の領地内に入ったフェイロン一行が聞いたのは、街を荒らし、見境なく人を襲う“カマイタチ”の噂であった。姿なき殺人者を恐れ、日中も街を歩く者はいない。困惑しつつも、一行は先を急ぐ。だが、“カマイタチ”の魔手は、早くもフェイロンたちを襲った!術者か、それとも強力な力を持つ魔族の仕業か?敵の正体も、真意さえも見出せぬまま、彼らは渦中に飲み込まれていく!!冷酷で残忍な、かつてない強敵を前に、フェイロンの新たなる戦いが始まる!!好評のシリーズ第3弾、物語は新たなる展開へ。
巻冊次

4 ISBN 9784829127926

内容説明

凄まじい魔力を持つ残虐な少年ライフォンとともに消えたユメを追って、フェイロンとパジャは第三藩王の領地へと向かった。闊達な商人達の城下町—だが、そこにあったものは死と恐怖だけを閉じこめた、町という名の呪われた牢獄であった!一行を、嘆きと悲しみを面に張りつけた死者達が襲い、妖艶な美女テティが暗き闇へと誘う!人々の喜びや平和な生活、そして安らかな死さえも冒涜する魔を滅すため、フェイロンとパジャは邪悪なるもの蠢く王城へと足を踏み入れた。
巻冊次

5 ISBN 9784829128237

内容説明

「第四藩王領で待ってるよ」あざけるかのような言葉を残し、姿を消したライフォン。石造りの橋と、街を縦横に走る美しい運河の都で、邪悪な少年は何を企むのか?待ち受ける危険な罠へと、フェイロン達は少しずつ近づいていた!!一方、ライフォンの魔手はユメへも伸びていた。人間と魔族の狭間で揺れ動き、“裏切り者”の烙印を押されたユメに、ライフォンは天使の微笑みをたたえて近づく。その美しい笑顔の下に、おぞましい悪意を隠して—。ライフォンは誰の想像をも越える異常な速度で成長を遂げ、今やフェイロンの前に立ちふさがる脅威となって密やかにその牙を研いでいた。
巻冊次

6 ISBN 9784829128497

内容説明

人間は地に、蛟はティンラン湖に。その聖域を侵すことなかれ—だが「水網都市」誕生における契約は破られ、怒れる蛟が豊かな水の街に禍いをもたらした。夜闇の中、水が人を喰らう…。そして、夕暮れと共に恐怖に震え出す水網都市に、ひとつの託宣が告げられた。“水害を鎮めたくば、ロスメスタを生け贄として捧げよ!”なぜサティス大王家の王女が生け贄として選ばれたのか?水害騒ぎにはやはり邪悪な少年、ライフォンが関わっているのだろうか。街を覆う不吉な噂の真相へと、フェイロンは挑んでいく!!そして、蛟伝説の謎と共に、藩王家の血に潜む陰謀と悲しい歴史もまた、明らかになろうとしていた。
巻冊次

7 ISBN 9784829128824

内容説明

第二藩王地で待ってるよ—水網都市を恐怖に陥れた少年ライフォンは、そう言葉をのこして消えた。「早くヤツを止めなくては!」はやる気持ちとは裏腹に、一行はいまだ水網都市のそばを離れられずにいた。そんなフェイロンたちに、『太陽神殿』の術者シズマが一報をもたらした。“都に怪異が起きている!”夜な夜な繰り広げられる異形たちの饗宴。水網都市を襲った破壊と混乱が、再び起きようとしているのか!?第二藩王地への道をいそぐ一行を、あざ笑うかのようにライフォンの影はつきまとう!!都から遠き空の下、フェイロンの前に新たな戦いの火蓋は切って落とされた。
巻冊次

8 ISBN 9784829129050

内容説明

女王コンスタンツァ暗殺—。悲報は国中を駆けめぐり、政局は急変する。第一王位継承者ロスメスタが不在の都イアルでは、王弟イエソンが王位に就き、エンレッド神王家の主オルジェイも罷免されるという事態になった。にわかに怪しくなった雲行きの中、第二藩王地に辿り着いたフェイロン一行にも危機が迫る。闇の寵児ライフォンが張りめぐらす奸計で、甦る伝説の怪物・ギャウルー!そして、パジャが知る、第二藩王家の忌まわしき過去。これも運命の導きなのか—。冴木忍の大河ファンタジー。嵐の第八巻。
巻冊次

9 ISBN 9784829129784

内容説明

ナジュワーンとともにギャウルーがやってくる。第二藩王家に恨みを残して死んだという魔族の男の亡霊と、火を纒った砂漠の凶獣が城下を混乱させる。フェイロンたちと離れ、城にとどまるパジャは迷う。そもそも、自分は第二藩王を救うべきなのか?ナジュワーンの忘れ形見かもしれない自分が—。常に孤独と戦ってきたパジャに、突きつけられた大きな十字架。二十三年もの過去の謎。それすらもライフォンの掌の内だというのか—?フェイロンたちを導く闇の意志。そして、狂気の刃が無惨に運命を切り裂く!冴木忍の大河ロマン、衝撃の急展開を迎えるシリーズ第九弾。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA72839577
  • ISBN
    • 4829126329
    • 482912654X
    • 4829127082
    • 4829127929
    • 4829128232
    • 4829128496
    • 4829128828
    • 4829129050
    • 4829129786
    • 4829113332
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    • 4829114533
    • 4829114932
    • 4829115505
    • 4829116498
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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